それはある日突然に・・・・・。





「秋山、城戸」

「ん?」

「何だ・・・?」

夕飯の時。

ちょうどユイちゃんと叔母さんは町内会の寄り合いで出かけていた。

『夕飯は勝手に食べててね』

どうやら町内会の寄り合いは夕飯が出るらしく、アトリ3人男組は冷蔵庫に残っていた野菜と、本日特価で仕入れてきた焼きそばの麺で、ソース焼きそば作り、 今まさに食べている最中だった。


「一つ、やりたいことがあるのだが」

「何?手塚君からそう切り出すなんて珍しいじゃん。俺なんでも乗るよ!!」

「・・・・何をしたいんだ?」


焼きそばを食べつつ、手塚の発言に大喜びで(内容も聞かないうちに)乗り気な城戸と、こちらも蕎麦を食べながら訝しげに手塚を見やる秋山。


ずるずるずる・・・・。


そんな中、焼き蕎麦を一口ほおばり、麺をすすって、租借して。

飲み込んでから、水を一口、二口飲みこんで・・・・


「・・・・手塚」

「はぁ・・・そう怒るな秋山」

「で、手塚君は何をやりたいの?」

「・・・・・・・・・・・・・・あれだ」

「「!?」」

そういって箸がさした方向に二人は驚きの表情で振り返った。

そこには・・・・


『23番“花火”』
 
『テ・・テ・・・テレレレレレレ!!・・・・・・・・・・・・プシュ〜・・・・』

『あ〜残念〜!!!』


そこにあったのはテレビ。

そして、流れていた番組は、




『CMの後もどんどん続くよぉ!!○ちゃんの仮装○賞!!!』



「・・・・・・・・あれ?」



「ああ」




「あれ・・・・か?」



「ああ。あれだ」




      



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この3名でやる仮装ネタって何でしょうね。いったい。
続く・・・・かな?

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