手塚〜七夕の日とは〜。
「7月7日ってさ・・・」
「どうした城戸?」
アトリ1階。
その日休日により店の手伝いをしていた城戸は、同じく手伝いをしていた手塚に話しかけた。
因みに秋山はキッチンで洗い物の片付けである。
世間一般では七夕とされるその日。
「日本各地・・・場合により世界において、手塚君の死にネタがいっせいに出される日だよな」
アトリの店の前には大きく立派な笹が見事な飾りと共に飾られていた。
「で、いったい何なんだ今度は?」
洗い物を終え、先ほどの城戸の発言の意味を問いただす秋山。
当の手塚はというと・・・・
「ずー・・・・ぱり」
城戸の特性糠漬けきゅうりを冷え冷えのほうじ茶の茶請けとして食べていた。
「いやさ・・・7月7日っていうと、七夕と手塚が死んだ日だなーって言うイメージが濃いんだよ」
「誰のイメージだ、誰の?」
城戸の頭をぺしんとたたく秋山。
「だが、確かに手塚の死をイメージするものは居るだろうな」
「だろ?」
何せ手塚はさも日にちを狙ったように、いやこの2002年の七夕は日曜であるのを予め狙ったかのように・・・・・
「ちょっと待て二人とも」
「ん?」
「なんだ?」
糠漬けを飲み込んだ手塚は二人に待ったをかけた。
「それを言ってしまうと今ここにいるおれの存在が消えてしまうではないか」
「「あ」」
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本当に・・・ってか絶対狙ってますよねあの曜日は。
すみません、7月には間に合いませんでしたので
東北仙台の七夕には間に合わせよう!!
と頑張ってみました。
ふと思いつくままに書いてみました。