「リュウガってさ・・・・」
本日アトリ。
女性陣はいつもの(略)。
御夕飯は(略)。
特売で売っていたホタテの貝柱。
それを塩こしょうで味をつけたら豪華に酒蒸しにし、レタスを敷き詰めた大皿にもる。
炊き立てのご飯と、アサリの味噌汁。
スーパーの特売で買ってきた野菜各種、キノコ各種であんかけ野菜炒めを制作。
そして、メインにお客さんにもらた、牛肉のロース(ブロック)をローストビーフに仕立て上げる。
何か一品足りないと城戸。
城戸特製の糠床から朝に付けておいた株と、大根。
株はまだ少しつけ足りなかったため、味が薄め。
そのため、少し醤油をたらす。
アトリ、本日の夕飯。
話は戻り。
「リュウガがどうしたんだ?」
ローストビーフをほおばり、ハムスターのように片方の頬を膨らませた手塚。
どうやら、ローストビーフが好物のようだ。
秋山は、野菜炒めを食べながら、城戸をみやった。
「うん・・・リュウガて、どうやって出来たんだろう?」
「「・・・は?」」
秋を知らせる鈴虫の音色が響く。
「いやさ、カンザキシロウが言うには、ミラーワールドに出来た歪みに肉づけをしたって」
「・・・そうだったか?」
「そう言われてみれば・・・・」
そうだったような気もしなくはないが・・・・・
つぶやくと、ホタテを一つ頬張った秋山氏。
「だからさ、リュウガはミラーワールドの歪みが骨組になってるってことだよな?」
「まぁ、簡単にいえば」
歪みが骨組。
随分と・・・・・
「秋山のような性格のねじ曲がった性格をしていそうだな」
ゴンッ!!!
とにかく城戸は。
「どうやったら歪みなんかで人が出来るんだろう?」
ということだった。
「ふむ」
「・・・」
言われてみれば。
「まぁ、カンザキシロウはあんなライダーバトルなんぞをやらせるために、デッキまで作るやつだ。歪みで骨組みを作ることだってぞうさもないだろう」
ちゃらっらちゃっちゃっちゃ♪
ちゃらっらちゃっちゃっちゃ♪
ちゃらららららららららっらっらっら♪
(N○K 3分クッキング)
『さて、本日のお料理の先生は、ライダーバトルの仕立て人、カンザキシロウさんですぅ〜』
『どうも』
『さて、今日はどのようなモノを作るんでしょうか、先生?』
『今日は、この頃出来たミラーワールド内の歪みを使ってみたいと思います』
『材料はこちらになっております』
< 材料 >
・ミラーワールド内の出来立てほやほやの歪み・・・1つ
・そのほか・・・・もろもろ
『先生』
『なんでしょう?』
『出来立てほやほやの歪みが取れなかった場合はどうしたらいいのでしょう?』
『そうですね・・・ひとまず、歪みを用意していただけたらと』
『出来立てほやほやじゃなくても?』
『本当はそちらのほうがいいのですが、こればかりはどこでどうできるか分からないので、出来たてほやほやは難しいと思われます』
『はい、分かりました♪』
『では、調理(?)を始めていきましょう』
『まずは、この歪みを形成しやすいよう、フードプロセッサーに入れ、粉々に・・・』
『歪み1つはいります』
ウィーン・・・がりがりがり。
『うわー、フードプロセッサーは便利ですねぇー』
『一家に一台ほしいものです。さて、この粉砕した歪みに、その他のものを鍋に一緒に入れ中火で加熱していきます』
『その他、もろもろの分量です。先生』
『なんでしょう?』
『加熱時間はどれほどなんでしょうか?』
『そうですね、半日ほどあればいいかと・・・』
『半日ですね。・・・さて、こちらに半日加熱した状態のものをご用意しました』
『ここまで来たらほとんどが完成です』
『わーもう、すでに人の形をしてるんですねー』
『ええ。もうここまできたらゆっくりと常温で冷ましてください』
『其のあとは作った皆様の好みで服を着せてくださいね。先生、本日はありがとうございました』
『いえいえ』
『本日の先生はカンアキシロウ先生でしたー』
「てな、具合に・・・・」
「て・・・手塚君ストップ」
「どうした城戸。秋山まで?」
手塚の説明に口を抑えた二人。心なしか顔が青ざめている。
あまり、食事時には向かなかったようだ。
書き物部屋
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もっとギャグにしたかったんですが・・・・・・
何も考えず思いついたがままにやってみたら・・・・見事撃沈・・・。
フードプロセッサーでガリガリガリ。
なんか人肉をそのままフードプロセッサーでやってるイメージ、の狼。
(二人はこれを想像したんでしょう。/青ざめた理由)
この頃本当にネタがなくなってる・・・・・;